HPは欲しいけれど予算がない。あるいはSNSの中継地点として、リットリンクのようにまとめるHPが欲しい。そのような方にはアメーバオウンド (Ameba Ownd)の無料のホームページ作成がおすすめです。
- この記事はこんな方におすすめ
- HPは欲しいけれど予算を抑えたい方
- SNSの中継地点とHPを検討している方
- PC操作に不安があり先の計画も曖昧な方
- この記事でわかること
- ドメイン代でメールと自己資産型HPを作れる事
- 長所と短所、短所の対策
アメーバオウンド (Ameba Ownd)がおすすめな理由
「手軽さ」を最も重視したい場合。ご自身や自社のリソースだけで「低予算」かつ「短時間」で制作ができるからです。
上手に無料のサービスを活用して、効果を出す方もたくさんいらっしゃいます。
初心者さんの場合は、何か1つでも試してからの方が、理想像を描きやすくなります。プロに依頼する場合も、ご自身でサービスや構成について考えた経験が、本格的なウェブサイト設計時にも役立つと思います。
アメーバオウンド (Ameba Ownd)であれば、「無料プランでも独自ドメイン」を利用できるので「自己資産型HP」の運営が可能になります。
「独自ドメイン」x「自己資産型HP」が最大のポイント

1つ1つ丁寧にご説明しますね
アメーバ オウンド例 Kikkaサイト▶︎
ホームページの開設には、ドメインとサーバーが必要
ドメインとは?
「ドメイン」とはインターネット上の住所のことです。Webサイトがどこにあるかを判別する情報として利用します。このサイトであればドメイン名は「dw-kikka.com」の部分です。
ドメインの役割
ドメインはWebサイトのURLや、メールアドレスの中でも使われます。
ドメインをメールアドレスで使用する場合は、@以前の文字列を変えるだけで、メールアドレスを複数所有することができます。

ドメインがあれば、
自分のオリジナルメールも作れる!
代表用と個人用に
分けることもできますね

ホームページとメールアドレスは、一見すると関係なさそうです。けれど、ドメインと深く関係する事なので、起業の準備段階から、ふさわしい名前に設定する事がベストです。
独自ドメインとサービスが提供するドメインの違い
独自ドメインとは、「ドメインを取得するサービスで、自分で取得するドメイン」のことです。独自ドメインは、どこかのサービスで有料で取得します。この状態であれば、利用者の所有物となるため、レンタルサーバーや利用するドメインのサービス会社を変更しても、「使用権」を持った状態で使うことができます。
一方で、サービスが提供するドメインがあります。たとえば「Ameba Ownd」を例にすると、Ameba Ownd が所有している独自ドメインに、あなたの好きな文字列を組み合わせて作った、初期の設定のドメインです。イメージとしては、ドメインの一部を間借りするような状態です。
そのため、ドメインの所有者は「Ameba Ownd」となります。

無料のまま使うと
権利がサービス側になってしまう!
無料なら何でもOKでなく、
「自己資産型HP」である事が重要です。

サーバーとは?
サーバーとはネットワーク上のデータの保管庫のことです。
たとえばWebサーバーであれば、ホームページのデータを保存して、アクセスがあればHTMLや画像など、ホームページを構成するデータを利用者のパソコンやスマートフォンに提供する役割を担っています。
- データを保管する
- ネットワーク経由でリクエストがあったときに、対応するデータを引き出しユーザーに提供する

この2種類の役割を果たすコンピューターがサーバーと言えます
レンタルサーバーとは?
サーバーを利用する際には、大きく分けて2種類の方法があります。
「自社サーバー」と「レンタルサーバー」です。
「自社サーバー」は、レンタルサーバーと比較して、利用者がカスタマイズできるので自由度が高いです。しかし、何もかも利用者側が行わなければならないので、難易度が高くなり、ほとんどの場合現実的ではありません。そのため、中小企業や個人などの多くの場合では、ホームページを運用する際は「レンタルサーバー」を使う事となります。
これを読んでいるあなたも、レンタルサーバーの選択になるかと思います。
アメーバオウンド (Ameba Ownd)無料での利用と独自ドメイン追加との違い
上記をふまえ、アメーバオウンド (Ameba Ownd)の無料プランのまま利用する場合。
サービスが提供するドメインで、1GBぶんのサーバーを、無料で借りるイメージです。

無料でも、ドメインの間借りは嫌かなぁ
もう一つは、アメーバオウンド (Ameba Ownd)を 独自ドメインで利用する場合。
ドメイン契約代は発生するけれど、1GBぶんのサーバーを、無料で借りるイメージです。
ブランドイメージも担保できます

類似のことができるサービスとして、「WordPress.com」もあるのですが 運用の難易度が上がること、ってしまうため、対象外としました。(ちなみに、一般的なWordPressは「WordPress.org」を指します。)
細かいことを上げればキリがありませんが、同じであれば、独自ドメインを強くお勧めするのは以上の理由からです。
独自ドメイン利用の目安費
- Ameba Ownd・・・無料
- Xserverドメイン・・・1,300円/年 ※comでの目安価格
アメーバオウンド (Ameba Ownd)のメリットとデメリット
以下、Ameba Ownd (アメーバ オウンド) の無料プランの利用時での、メリット・デメリットを記載します。
「デメリット」でもあなたに影響がなかったり、了承の上、対策を取れれば問題ないと思います。
「メリット>デメリット」の境界がどこであるか、見極めて頂けたらと思います。
メリット
- 無料で利用できる
- 専門知識や技術が必要ない
- スマホに対応している
- 独自ドメインを利用できる
- SSLに対応している
- SNSと連携できる
- ドラッグandドロップで更新できる
- ブログ感覚で更新できる
- デザインの下地が選べる
- BASEでネットショップを連携作成
- サーバー管理・障害対応不要
- アメーバオウンドで作成したブログ記事をアメブロにも投稿できる
デメリット
- 無料プランは広告が表示される
- 無料プランは容量が小さい(1GB)
- カスタマイズに限界がある
- SEO対策に限界がある(下層ページの設定ができない)
- システム障害が発生する
- 移転時にエクスポートができない
- 大きくて目立つ写真がないと映えない
センスが必要・素人には難しい - サービスが終了する可能性がある
- 10ページ以上のページ作成は有料
- 複数ブログを運営していると、連携が変になったり直す必要がある
アメーバオウンド (Ameba Ownd)デメリットの対策と考え方

コスト優先である以上、多少は我慢。
但し、WordPressにいずれ移行したくなると思います。
- 無料プランは広告が表示される
- 仕方ない
- 無料プランは容量が小さい(1GB)
- 大きな容量の画像をアップしない
- カスタマイズに限界がある
- カスタマイズしない
- SEO対策に限界がある(下層ページの設定ができない)
- コストダウンが検索順位より優先かどうか
- システム障害が発生する
- 仕方ない & サーバー管理・障害対応せずに済む
- 移転時にエクスポートできない
- 手動で対応
- センスが必要・素人には難しい
- 自分でやるならWordPressも同じ
- サービスが終了する可能性がある
- 仕方ない
- 複数ブログを運営していると、連携が変になったり直す必要がある
- 使うブラウザを分ける
- 10ページ以上のページ作成は有料
- ページ数は10pだけど、記事数は無制限
デメリットが、メリットを超えないようご注意!
アメーバオウンドを検索すると、デメリットを強調し、ワードプレスを勧めるケースが散見します。
「事業でお金を借りる」などの判定にも使われますので、「企業サイト」「信頼を得るためのサイト制作」などの場合は、確かにそのとうりです。
初めからプロに依頼される方が、品質、時間、学習コスト、望む結果、あらゆることが天秤とつりあうと思います。
一方で、自力で行う場合、ワードプレスも決して、魔法の杖ではありません。
誰の力も借りず、初心者の方が、理にかなった企業やサービスサイトを制作することはおそらく困難です。おそらくHP以前に、解決すべき事も多いと思われます。そのような状況で日々料金が発生し、アップデートや度々の対応も求められてしまう。
そのような場合を鑑み、今回は、アメーバオウンド (Ameba Ownd)でホームページの見極め期間を過ごす例をお話させていただきました。

小さく始めて大きく育てる柔軟さが大切だと思います
一方で、容量に関しては結局は制限があるので、いつかは有料に切り替えてたくなる時も来ると思います。その時は、同程度で使える本格的なレンタルサーバー、 エックスサーバー
など、安定したサーバーを借りる事がベストだと思います。容量も1GBから300GBとなります。
アメーバオウンド (Ameba Ownd)の独自ドメイン利用時の重点
最後に、『Ameba Ownd(アメーバオウンド)の独自ドメインサイト』に関する、もっとも特徴的な部分です。
この項目を元に、次回は実際の登録操作をご紹介したいと思います。
ベーシックプラン(無料)から独自ドメインが利用できる
他社サービスの無料プランでは対応していません。
自動的にSSL化される
自動的にSSL化(HTTPS化、通信の暗号化)がされます。
独自ドメインで設定できるのはサブドメインのみ
独自ドメインで設定できるのは、サブドメインのみ。ルートドメインで運営することはできません。
最強の設定 x 目安の費用
- Ameba Ownd・・・無料
- Xserverドメイン・・・1,300円/年 ※comでの目安価格

次回は、最強の設定をご紹介します!
長々とお読みいただきありがとうございました。
ネットには多くの情報があるけれど、ご自身のケースの場合どうなのだろう?と感じられる場合もあると思います。
上手に無料のサービスを活用して、効果を出す方もたくさんいらっしゃいます。
もし専門家の意見を聞いてみたいと思われましたら、簡単な内容でしたら無料でお聞きできますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
Kikkaキッカのホームページ作成では、ホームページ制作のほか、ブランディングや屋号の決定、ドメイン名の配慮なども得意としております。小さな事業の広報部としてお気軽にご活用いただけたらと思います。
この記事が、あなたのすばらしいホームページ制作のきっかけとなります事を心から願っています。