
design works Kikka キッカです。
STORES (ストアーズ)は、誰でも手軽にネットショップを開設できるサービスです。
登録作業も、難しい知識などは必要がなく、SNS感覚でネットショップを開業できます。
- この記事はこんな方におすすめ
- ネットショップを運営してみたい方
- どのように開設すべきか迷っている方
- コストをかけたくない方
- デザインにこだわりたい方
- BASEとSTORESの違いを知りたい方
ストアーズ(STORES)の特徴
STORES はネットショップを開設する多くの方達から支持されています。
理由は大きく5つあります。
- 初期費用と月額費用がかからないこと
- 洗練された48種類の無料テンプレートの提供
- 手数料が比較的安いこと
- Instagramとの連携機能
無料でも利用価値が大きいです

手数料は、商品が売れた時に決済手数料が発生します。売れるまでは支払いは発生しません。
そのため「売上がないのに維持費がかかって赤字…」という心配がありません。ページ作成もテンプレートを利用するのでとても簡単です。Instagram画像連携ツールを使用すれば、Instagramに投稿されている画像を転送し、商品登録が可能です。

お試し感覚でトライできそう!
初心者向けのサポートも整っており、オリジナルでロゴを簡単に作れるサービス「ロゴメーカー」なども公開されています。
余談ですが、アイキャッチの画像はこちらのロゴメーカーで制作しました。


ロゴ制作ツール
STORESとBASEの比較 と注意点
類似のサービスに「BASE(ベイス) 」があります。香取慎吾さんのCMでおなじみです。

よく、どちらがよいか?と比較になるのですが、個人的には最大の注意点は以下の3つだと思います。
- 手数料
- 入金の速さ
- クレジットカード決済の審査の有無
そして、上記条件があるために、以下の事が成り立つかと思います。
- 機能と運営コストのバランスを重視→BASEがおすすめ
- 機能よりも運営コスト重視→STORESのフリープランがおすすめ
- 月15万円以上の売上げがある→STORESのスタンダードプランがおすすめ
以下で詳しくお伝えします。
1. 手数料について
ストアーズ、ベイスともに初期費用と月額費用は 無料です。
それぞれ有料プランにすることで、ネットショップとしての機能を向上できます。
ショップ (プラン) |
BASE (無料プラン) |
BASE (有料プラン) |
STORES (フリー) |
STORES (スタンダード) |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額料金 | 0円 | 5,980円 | 0円 | 1,980円 |
決済手数料 |
6.6%+40円 |
2.9% | 5% | 3.6% |
振込手数料 | 250円 ※入金2万円未満で 事務手数料別途500円 |
275円 ※入金1万円未満で 事務手数料別途275円 |
運用で掛かる基本的な費用は以下の3つ。
- 決済手数料
- 振込手数料
- 少額の振込の場合、事務手数料
決済手数料は、「商品が売れてお客様が決済をするタイミング」で支払う手数料です。振込手数は、出金依頼をする時にかかる手数料です。
さらに、一定の金額に満たない出金を依頼する場合、振込手数料だけでなく事務手数料も発生するので注意が必要です。
無料プラン同士の比較では、2,750円まではSTORESの方がお得ですが、それ以上になるとBASEの方がお得です。
商品価格 | STORES:決済手数料5% | BASE:決済手数料6.6% | 差額 |
500円 | 25円 | 58円 | 33円 |
1,000円 | 50円 | 76円 | 26円 |
2,000円 | 100円 | 112円 | 12円 |
3,000円 | 150円 | 148円 | 2円 |
5,000円 | 250円 | 220円 | 30円 |
10,000円 | 500円 | 400円 | 100円 |
無料プランで使い続けるならSTORESの方が決済手数料が安く、有料プランで使うならBASEの方が決済手数料が安いです。
さらに、1ヶ月の売り上げが15万円以上だと、STORESの有料プラン「スタンダードプラン」がおすすめになります。理由は、決済手数料+月額利用料金2,178円が、無料プランで掛かるコスト(決済手数料)よりも抑えられるためです。BASEに比べてもお得になります。
無料に徹するか、本気度が高い方はSTORES

入金の速さ
BASEは10営業日後に振り込まれます。
STORESは月末締めの翌月末払いのため、最長で60日ほど待ちます。たとえば、2月1日に商品が売れても、締め日は2月末で、振り込まれるのは3月末となってしまいます。入金を早める機能「スピードキャッシュ」があり、フリープランで8.5%、スタンダードで5.1%の手数料を支払う事で、翌日振込が可能となります。
BASEに類似のサービスはありません。そのため、基本の入金スピードはBASEの方が早いのですが、選択肢があるのはSTORESといった感じです。
最長60日は嫌ですが、申請の翌日は魅力的ですね

クレジットカード決済の審査の有無
BASEは審査なし、STORESは審査ありです。
BASEはクレジットカード決済がすぐに導入でき、そう言う意味では、手数料が高いのはトレードオフと言う気もします。
STORESはBASEに比べて決済手段が多彩ですが、最も肝心な「クレジットカード決済」を導入するには、審査を受けて通過する必要があります。
さらには、審査落ちてしまうケースもあり、審査に落ちた場合は再審査不可ともなっています。なかなか厳しいので、申請はページをある程度つくってから申し出る事がおすすめです。
結局、本気度が高い人はSTORESといった印象です

「STORES予約」との違い
もう一つのサービスに STORES 予約(ストアーズ 予約)
があります

美容室や飲食店、お教室やイベントなど「予約」が発生する管理に大変おすすめです

「予約」が有用なサービスの場合、こちらも無料でも十分な機能を備えており、集客~予約や決済~顧客管理まで一貫して管理できます。
管理が一元化できる魅力がSTORESにはあると感じます。
詳細は、以下の記事に詳しく記載しております。
まとめ
何事も相性があると思うので、まずは使ってみるのが一番だと思います。
ぜひ、素敵なショップを大きく育ててください。
この記事をみて、もしも実際にお店を作られたかたがいらしたら、よかったらぜひ教えて下さい。
あなたのビジネスの成功を、心から応援しています。
まとめ
機能と運営コストのバランスを重視→BASEがおすすめ
機能よりも運営コスト重視→STORESのフリープランがおすすめ
月15万円以上の売上げがある→STORESのスタンダードプランがおすすめ