事業らしさを保ちながら、訪れる人が無理なく渡れる形にする

ボーディングブリッジとは、空港で飛行機に乗り降りするときに使われる、可動式の渡り廊下です。
航空機とターミナルをつなぎ、乗客が負担なく移動できるようにするための接続部分です。
パッセンジャーボーディングブリッジ、旅客搭乗橋とも呼ばれます。
この構造は、事業や表現が外へ出ていくときにサイトが担う、「接続面」の役割とも重なります。
サイト制作とボーディングブリッジの類似
ボーディングブリッジは、航空機・ターミナル・乗客を、一体化させるための存在ではありません。
それぞれが別々に存在しながら、乗客が安全に移動できる「接続面」をつくるものです。
事業や表現が社会に出ていくときにも、おそらくどこかと隔たりがあります。
独自性だけでは、孤立しやすい。
専門性だけでも、硬く見えやすい。
社会に合わせすぎると、事業らしさが薄れてしまうことがある。
そのとき、別々のものを別々のままつなぐ。
そのあいだを、無理なく渡れるようにする。
「間にある接続面」を、どう整えるかが重要になります。
「間にある接続面」をどう整えるか
それでは、間にある接続面を整えるには、何が必要でしょうか。それには今ある状態を、
現在地として引き受けること。
その内容を壊さずに、次の地点へ移していくこと が必要です。
Webサイト制作であれば、事業や表現を客観視することから始まるかもしれません。
初めての人にも受け止めやすい、言葉や見せ方を選ぶこと。来歴の深い内容があれば、壊さずに保てる形を考えること。
距離・態度・説明・可能性を見ながら、それぞれの視点や立場を想像し、伝わりやすい構造にそろえること。
無理のない「接続面」を目指すこと。
ここに、ボーディングブリッジとWebサイト制作の類似性があるように思います。
関連する考え:
親近性:距離と態度

